1981-05-07 第94回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
○政府委員(渡邉文雄君) 御指摘の点、よく私ども認識しているつもりでございます、 これ、一つの例として申し上げて恐縮でございますが、日甜の美幌工場の機械設備につきまして、ことしの一月に、機械設備の更新に当たりまして能力をアップしたいという申請が参りまして、これを一月の下旬に私ども甘味賛源特別措置法によりまして承認をしておりますが、この例で申しますと、たとえばディフューザーとか第二、第三飽充ろ過機等
○政府委員(渡邉文雄君) 御指摘の点、よく私ども認識しているつもりでございます、 これ、一つの例として申し上げて恐縮でございますが、日甜の美幌工場の機械設備につきまして、ことしの一月に、機械設備の更新に当たりまして能力をアップしたいという申請が参りまして、これを一月の下旬に私ども甘味賛源特別措置法によりまして承認をしておりますが、この例で申しますと、たとえばディフューザーとか第二、第三飽充ろ過機等
○参考人(関根正行君) いま早坂参考人が申し上げたとおり、たとえば日甜の北海道で申しますと士別工場の地区であるとか、あるいは道南、北東ですね、北海道糖業の道南の伊達工場付近にはそれぞれ転作可能面積がございます。特に日甜の士別工場など、約一千町歩近いものが転作であります。
ホクレン、日甜、北海道糖業、この三つの企業が砂糖の加工に専念をしているわけであります。九工場持っているのであります。この一工場の糖業の採算のベースというものはおのずから規模があるだけに、一つの、どうしても割ってはならない操業の規模というものがあります。その上に成り立っている六万一千ヘクタールというのが今日の北海道のビートの作付の実態なんであります。
○政府委員(池田正範君) ただいまの河口先生からお話ございました現地の実情、私どもも非常に心配になりまして、この三日から七日までの間に日甜の芽室、美幌の両工場、あるいは北通の中斜里、北糖の北見、本別といったところを、ずっと歴訪いたしまして現場を見てまいっております。
しかし、一方、ビートの腐敗のほうは、四十二億円の損失という計算を業界から出されておるわけでございまして、このきびしいビート製造業にあって、これの損失を補てんする力は全くないと私どもは考えておるので、これらに対する農林省は積極的なひとつ御研究をいただき、対策を立てていただきたいという意見を申し上げる次第で、先般も私は、北連の中斜里工場、日甜の帯広工場等を視察をいたしてまいりましたが、畑で腐った分は人手
で、この工場をどうするかという御意見でございますが、むしろわれわれといたしましては、現在、ほぼ各工場とも整備を終えまして、昨年は根室に日甜を中心といたしました大新鋭工場が一つ新設されたわけでございますが、ことしはホクレンが北のほうに、従来の磯分内にありました工場を日甜から譲り受けまして、移転というよりも改築に近い工場を一つつくられまして、新年度から操業開始ということで、大型化 日本のビート工場は従来少
北見から美幌町に至り、町長から町内農業の概要、日甜美幌精糖工場の概況、ビート栽培の現況と将来の問題等について説明を聞きました。また幸い天気もよかったので美幌峠から屈斜路湖畔に下りイナセ動植物園、牧場等を視察いたしました。摩周湖を経て阿寒湖畔に宿をとりました。
時間がありませんから申し上げますと、その後六月以降、道及び農林省の指導も受けて、この工場は当初簿価九億七千万円、日甜の主張は二十億、最終的に十億七千万で、五万トンの材料を引き渡すことによって、九億七千万でこの工場を譲り受けるということに決定された。
○荒勝政府委員 農林省といたしましては、磯分内工場が日甜からホクレンに譲渡されるに際しまして、同工場がてん菜糖工場として今後操業を継続されるものと当時理解しておった次第でございますが、譲渡条件等が決定いたし具体化するに従いまして、ホクレンから同工場の操業については経営採算上当分の間休業せざるを得ないし、また同工場の機械の一部についても他工場へ移設したいという御意向があるということにつきまして、中間報告
○岡田分科員 この場合、すでに日甜工場は四工場あるわけですから、この法律の定めてあるように、原料の状態、収穫区域、そういうことも判断をされて、四工場設置のまま芽室工場申請を許可されたのかどうか、この点についてはいかがですか。
日甜の磯分内工場も余っておって、そこでは調整がつかないというので、どうしてもそうしなければならぬ原因があるのであれば私も了解しますけれども、そうじゃなくて、片一方は足りないのでありますから、そこを、なぜ地域調整するのならするような基本線で地域調整をやらないのか、こう尋ねておるわけです。これは再検討するのでなければ、私はこの問題はやはりおさまらぬと思います。
なぜその有利な地域、じきそのそばには日甜の磯分内という二十一万トン、平均二十万トン以上の原料に対して、この地域には六万トンという工場があるのですから、基本的に有利なところできちっと町村を主体に再割りをするというのであれば、どうして基本に立った政治の姿勢をとらないのか、これは私どもとしても理解ができない。
しかし、今回の上士幌地区を北海道糖業に引き渡しましても、従来からのいわゆる非常に近い他の周辺地区から等量交換によって原料ビートを搬入しておった経過もありますので、その件につきましては今後ともさらに、いわゆる日甜地区あるいはホクレンのその他の地区のほうからの、その年の原料生産事情を勘案しつつ等量交換制度によってこの工場へ搬入することによりまして、操業において何ら支障を来たすような結果にはならず、経営的
この目標に即して、てん菜製糖工場の従来の日甜三工場に加え、三十二年の芝浦北見工場をはじめとして日甜、ホクレン、台糖、日糖と相次いで新工場を建設し、現在九工場が操業しているのであります。
被害状況は目下調査中でありますが、関係会社等の連絡による調査によりますると、日甜の美幌地区で約四百ヘクタール、ホクレンの中斜里地区で七百ヘクタール、芝糖北見地区、端野町、北見市、訓子府、生田原等の町村で被害が多いのでございますが、面積につきましては目下調査中であります。
それからまた、従来ほとんど独占していた日甜の地域が、あとから出てきた工場に全部いいところを割り当てられて、そして釧路、根室のほうとか、あるいは標津のほうとか、端々に残ったそういう地域を割り当てられて、長距離原料輸送をしなければ、近距離の地域では原料が不足であるという実態がもう現実にできているのですよ。ばかでもわかるのですよ。長官の明晰な頭脳をまつまでもなく、ばかでもわかることですよ。
○説明員(岡田覚夫君) いま大臣がお答えいたしましたように、四つ予定しておったわけですが、それは整理をいたしまして、現在北連、日甜、それから大日本、台糖、芝糖というふうな形に整理されまして、それが現在の工場になっているわけでございますが、昭和四十年度におきましては、先ほど園芸局長から御説明ございましたように、作付面積も飛躍的にふえてまいります。したがいまして、てん菜の生産量もふえてまいります。
もう一つお尋ねしたい点は、かつて、対象は日甜が対象になっておるわけですが、納付金制度というものをつくって、納付金制度によって、五カ年間日甜を対象にして、毎年一定額の益金の納付を断続的に行なってきたわけですが、これは法律の時限は五カ年ですから、終わったと思うが、この点について、特にこの制度ができたときには、自由化というものが行なわれていない時限でできた法律である。
また、政府の提出資料によりますと、昭和三十八年の実績は、ホクレンの中斜里工場が約十七万トン、これは十五万トン以上になっているからよいとして、第二位の日甜の美幌ではわずかに十三万トン、平均では十一万トン見当になっております。
その場合、関連いたしまして、現在の標準操業日数といいますか、そういう規定を百二十日ということを言っておりますけれども、実情は、日甜の四工場を見ましても、六十八日から九十五日の間で終わっております。はるかに標準から下回っているわけなんです。この法案成立後も、標準操業日数を百二十日として、先ほどの十五万トンに対して百二十日というふうに、関連性の上に立ってやはり目標を置いておられるかどうか。
○齋藤(誠)政府委員 これでごらんになりますと、日甜は四十五万八千トンで、四工場でありますから大体十二万トン近いものになっている。それから芝浦は十二万六千トン、ホクレンが十三万トン、台糖が十万トン、大日本が八万九千、約九万、こういうことになっております。したがって、大日本はほかよりも非常に離れて低くなっておりますが、これは初年度のことでありますので、ある程度やむを得なかったことと思います。
それから国内における関係では、おまえのところの会社はもうけがあり過ぎるからというので、たとえば日甜一社のために法律をつくって、そこから毎年三億四、五千万円を吸い上げている。だから政府は、全部消費者の面から吸い上げ、生産者の面から吸い上げて、そうして生産者に還元しない、消費者に還元しない、こういうひどい仕組みになっておるわけであります。
それからなぜ随契が必要かという点でございますが、これは砂糖が自由販売になりましてからここ四、五年でございますが、その間日甜が非常に努力しまして、販路を開拓し、固定した需要先を開拓しているわけでございます。それまではビート糖は、なかなか販路が得られないで輸入精製糖には、いつも値段の上では負けておったというわけでございますが、幸いここ四、五年間商社関係の努力によりまして需要先が開拓されてきております。
渡部伍良さんが長官で私が委員長で宮本という日甜の社長、それは臨時てん菜糖製造業者納付金法という法律、これは日甜の納付金の制度です。これは一つは、製造原価が高騰したことが第一点。第二点は操業度の低下、そのときといまと割り当て制度になってまるで違うのです。第三点は、日甜の優位性を失っちゃったんです。
また国産ビートについては、日甜一社に対して法律をつくって、年間三億何千万というものを吸い上げておるでしょう。それほど行き届いた何をするならば、なぜ輸入糖のこの膨大な超過利潤に対して、法的措置を講じ、あるいは行政的措置によって、もっと国民が納得できるような措置をやらないか。
その時限立法の切れないうちに、渡部食糧庁長官が、あまりに不当に利益があるんだからということで、日甜から吸い上げをしようということで、五十一円というものにきめたわけでございます。これがビートの栽培の振興を阻止したものであります。それでありますから、一つよく事務当局も長官も御考慮下さいまして、まずビートの振興に、前につくったものと同様なてん菜振興法をつくっていただかなければならないんじゃないか。
○東隆君 その問題に関連して、実は日甜の場合においては、あの法律ができるときにはすでに過去において償却をした関係があるから、利益率が大きいのだから、したがって吸い上げるのだ、こういうのであの法律ができているわけです。私どもはその当時、これは非常に、憲法違反みたいなことをやるのじゃないか、こういうわけで極力反対をいたしました。
○説明員(中西一郎君) 日甜から一般会計に納付するキロ当たり六円ということの法律ができて、すでに二回納付されております。今度で三回目になるわけですが、何といいますか、原料事情は相当変わってきておる、歩どまりが昨年また特に違っているというようなことがありますので、若干の減免は必要になるのではないかというふうには考えております。
○東隆君 もう一つは、例の日甜から毎年利益のうちから吸い上げて、そして法律ができております。これは、こういうような情勢のもとにおいては、私はあれは停止をすべきじゃないか、こういような考え方を持ちますが、この点はどういうふうにお考えですか。